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若生もずくについて
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新刊のご紹介

島興しの理念


◆島興しを考える


私の住んでいる宮城島の隣に神様の島、浜比嘉島がある。

その浜比嘉島に外国のホテルチェーンがリゾートホテルを造る計画が持ち上がった。

浜比嘉島の半分くらいをリゾート施設とする計画だそうだ。

その計画に対し私の住んでいるうるま市は島興しとしてはこれ以上の無い計画だと喜んでいる。




う-ん、果たしてそれが最高の島興しなのだろうか?

確かにホテルが開業すれば雇用は生まれるが雇用だけが島興しで重要なことなのだろうか?

島興しを考えると言うことは島が衰退していると言うことでもある。

いわゆる過疎化していると言うことである。



◆沖縄県、宮城島の状況

私の住んでいる宮城島も過疎化老人化が進んでいるが、それでも宮城島には中学校がひとつ、小学校が二つあるので過疎化の速度はそれほど速くは無い。

宮城島は四つの区があり私の住んでいるのは桃原区で、この桃原区には中学校は無いが小学校はある。

そしてこの小学校が桃原区の中心にもなっている。

中心になっていると言うのは、運動会や学芸会を学校関係者だけでは無く桃原区の住民も一緒になって参加すると言うのもあるが小学校のPTAが桃原区の全ての行事の中心になっていると言うのもある。

小学生のPTAは三十代の若い世代が多いので区の推進力になっているのだ。

その小学校、中学校が統合される話が進んでいる。桃原小学校は全校生徒11人。

一クラスの人数では無い。全校生徒の数が11人なのである。
生徒が11人なのに学校関係者は教師も含めて9人もいる。

おまけに校舎が老朽化してきて早急なリフォームもしくは建て替えが必要とされている。

合理的に考えれば小学校、中学校統合は避けられない状況だろう。

しかし、合理的、予算的なことで学校が統合され宮城島に学校が無くなってしまったらその後はどうなってしま
うだろうか。


先に書いたとおり、現在島の推進力はPTAが担っている。

もし学校が無くなってしまったら小学生、中学生を持つ親は宮城島を離れることを考えていくだろう。

ただでさえ宮城島には職が少ないのだから職のことを考えても宮城島を離れて行くと思う。

そうなると宮城島は老人だけが取り残されて行ってしまう。




学校が存続している限りは、過疎化は緩やかに進むだろうが学校が廃校となったら過疎化はものすごいスピードで起こって行くかもしれない。

学校の存続は現在風前の灯だが島興しが成功すれば島に活気が戻り学校も存続できる可能性が出て来る。

私は桃原に住み、過疎化、老人化の問題に心を痛め、一人暮らしのおばあちゃんを見るとこれで良いのかと思った。


そしてその問題以外にもこんな綺麗な場所なのにゴミがたくさん落ちているのも腹が立った。

ここの住民は自分達の場所を綺麗にしようと思わないのかなと疑問に思った。

しかし暮らしてみて分かった。桃原の住民達も精一杯頑張っている。清掃活動もする。

区長さんは暇さえあれば草むしりやごみ拾いをしている。しかし圧倒的に力が無いのだ。

全てを綺麗にするのにはお金の問題、若者の問題、つまりエネルギーが必要なのに、そのエネルギーが過疎化している桃原では僅かしか無いのだ。


◆島興し株式会社

 そのエネルギーを沖縄・宮城島に持って来るために島興し株式会社を立ち上げました。

当初NPOでの立ち上げも考えましたが、スピード、責任、広がりを考えて株式会社という形にしました。

 過疎化に悩む島や村は日本全国にたくさんあります。

もし、この宮城島での島興しが成功すればそのノウハウを他の過疎化された島や村でも使うことができます。

そうなれば大きな世界で世の中を変えるのではなく小さな世界で世の中を変えるという事も実現します。

小さな一歩ですがそれが大きな一歩になることを願っています。


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